自家製米麹をつくっていることは以前に書きました。
赤味噌や白味噌、甘酒など、我が家では頻繁に使う米麹。冬の時期に今年もたくさんつくりました。その残りで8月にはじめて仕込んだ“玉ねぎ麹”があまりにも優秀な調味料だったので、さっそく2回目を仕込んだところです。
今回は“玉ねぎ麹”を紹介したいと思います。いつもの料理が簡単においしくなる、万能調味料です。
“玉ねぎ麹”って?
玉ねぎと米麹、塩だけでつくる調味料です。玉ねぎの甘みと米麹の旨味が組み合わさり、コンソメのような深い味わいを調理にプラスしてくれます。チキンや魚の下味に、パスタ、スープ、煮込み系にと、和洋どちらにも使える万能調味料です。
“玉ねぎ麹”を知ったのはAmazonプライムの『ベイクオフ・ジャパン』を視聴していたときのことでした。ある参加者が玉ねぎ麹を使ってパンを焼いていて「玉ねぎ麹って、何だろう?」と興味津々に。
玉ねぎ麹の作り方
はじめての試みだったので、初回は分量を計りました。玉ねぎ300gに対して米麹が100g、塩50gです。
玉ねぎはみじん切りでもいいですし、2回目は600gと倍量でつくりたかったのでフードプロセッサーを使いました。そのほうが簡単でした!
材料を清潔なガラス瓶に入れ、軽く混ぜたら常温で寝かせます。冬のオーストラリアだと完成までに2週間ほどかかりました。その間、3~4回ほど混ぜました。ふたは閉めずに軽くおいておく程度でかまいません。今回はガラス瓶の構造上、それができないので、キッチンペーパーをのせています。
ときおりチェックすると、玉ねぎと米麹と塩が見事に調和してきます。麹がふっくらと膨らんで、玉ねぎの甘い香りが漂ってくるようになります。
とろりとしてきたら、それが完成の合図。ふたをして冷蔵庫で保管します。
おすすめの使い方
玉ねぎ麹を使うとコンソメのような、より深みのある味わいがでます。
玉ねぎ麹で下味をつけたチキンの胸肉やもも肉はふっくらジューシーに焼きあがりますし、サーモンやシーフードを使ったパスタにもおすすめ。いつものパスタが別格のおいしさに。
まだ試していませんが、スープや煮込みも抜群においしくなるそうです。
さいごに
今回は玉ねぎ麹の作り方を紹介しました、このシンプルな調味料がいつもの料理を簡単に、そして確実にグレードアップしてくれるので、ぜひお試しください!
玉ねぎ麹、我が家の常備アイテムになりました。