【バイリンガル子育て】『スプラトゥーン3』と『桃太郎電鉄』を日本語で!

スプラトゥーン3

先日(2022年9月9日)にNintendo Switch用のゲーム『スプラトゥーン3』が発売されましたね。お誕生日でもクリスマスでもないのに、さっそく購入しましたよ。

ゲームだけに限らず、息子(現在9歳)が何かをほしいというとき、我が家ではいわゆる“ご褒美”として買ったことがありません。わたし自身、ご褒美制度で育っていないこともありますし、夫が自分の経験から確固たる考えがあるからです。

息子がほしいものについては、家族で調べたり相談したりして、「うん、いいんじゃない?」となったら、時期に関係なく買うことにしています。子どものしていることの“結果”だけを評価したくないという考えからです。子育て論的な話になってしまうと、それは各家庭の考えがありますよね。

我が家の場合、「甘いかな〜」と夫婦で苦笑いしつつも、最近購入した2つのゲーム『スプラトゥーン3』と『桃太郎電鉄』に家族で夢中になっているところです。

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『スプラトゥーン3』って、おもしろいのね

そもそも『スプラトゥーン』というゲームをわたしはまったく知りませんでした。『はじめてのスプラトゥーン初塗り家族の挑戦』という全3回の動画を息子と一緒にみたら、すっかり買う気になってしまったのです。息子の作戦勝ち(笑)。

一言でいうと「よくできたゲームやな〜」という感じで、魅力いっぱいです。ほしい気持ちも理解できます。

息子は図書館で借りて『Splatoon』の漫画を英語でたくさん読んでいたので、ゲームも英語でプレイしたいと言っていました。好きで興味あることなら、なおさら日本語で接してほしいという親心から、「日本語設定で!」と伝えてみたら、抵抗なくすんなり日本語で遊んでいます。

『スプラトゥーン3』の主人公はイカで、インクを塗ったり塗られたりしながらナワバリ争いを繰り広げていくゲームです。息子は「イカした○○」という駄洒落にまで大喜びですし、“ナワバリ”や“バンカラ街”などゲームにでてくる日本語もぐんぐん吸収中です。

シューティングゲームではありますが、人を対象に撃つのではなくインクをとばすためにブキを扱うなど、子どもがするゲームという点でちゃんと考えられていると思います。

ナワバリを広げていく一方、Tシャツや帽子などファッションをコーディネイトできる楽しみがあり、工夫がいっぱいです。

なつかしや、桃鉄

お友だちファミリーから『桃太郎電鉄』が現在も人気のゲームであることを教えてもらいました。桃鉄! 夢中でプレイした思い出がわたしにもあります。放課後に仲良し4人が集まり、やってたな〜、桃鉄!

ということで、桃鉄についてはわたしが率先して、買う方向へ話を持っていきました。買って大正解です。

楽しいのはもちろん、日本地図や日本の地名になじみがない息子でも、だんだん日本の地理を覚えてきました。地名やその地でさかんな産業や人気店、歴史上の人名などもゲームをプレイしながら頭の中に入ってきています。

“収益率”や“資産”、“決算”などの単語も理解してきました。海外で暮らしている日本の子たちにとって、本や漫画、里帰り経験はもちろんのこと、ゲームだって日本語や日本の雰囲気を知るいい機会になると思います。

さいごに

ポケモンやゲームなど、子育てをしているからこそ知ったことがたくさんあります。『スプラトゥーン』については、知れば知るほど、すごいなぁ〜と。どのようにしてそのゲームができたのか、そこには開発者たちの想いやストーリーがあります。クリエイターとして新しいものを生みだし、チームで仕事をして1つのものを世に送り出す、それに世界中の大人子どもが夢中になる……、という流れに感動すらするのです。

習い事でも読書でも、ゲームだって、興味をもって“とことん”体験してみることは成長期の息子にとって大切だと思っています。理由や理屈なしに夢中になれるものって、そんなに多くないじゃないですか。それがどんなもの、こと、であっても、まずは知ってみて、応援したいな〜と。

「お母さん、これどういう意味?」と質問しながらゲームをしている分には、“楽しそうで、よいのぉ〜”と見守っています。甘い親かもしれませんが(笑)

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