【DIY】家具や家電を底上げして掃除をラクに – フレンチクリート使用例あり –

掃除をしやすくする工夫フレンチクリート

シリーズ化している“DIY”記事、今回はセルフリノベーション作業についてではなく、セフルリノベーションを通じて見えてきた“掃除をラクにするちょっとしたコツ”について紹介しますね。

目次

セルフリノベーション前にしないといけないこと

リノベーション作業前に、まずは家の中や収納場所を片付けないといけません。「しばらく使っていないものをどうするか?」「たまにしか出番のないこれ、どこに置く?」「まったく気にしていなかった、ここ! ホコリがすごいことになっている〜」など、家中を見直すことからはじめました。

そして、せっかく大がかりな整理整頓と掃除をしたなら、今後も清潔でスッキリした状態を保っていきたいですよね。

ということで、セフルリノベーション作業と同時進行で、いかにして、これからの掃除をラクにするか?を考えました。

結論は、“床に家具やモノを直接置かない”こと“ホコリやゴミがどんどんたまってしまう場所をできるだけなくす”、この2つです。

どんなものでも底上げ!

今回のセルフリノベーション、もともとは息子のダニアレルギー 対策が発端でした。まずは寝室の見直しからはじめたのですが、リビングルームを含め、簡単に動かせない大物家具はほとんど処分しました。

家具の背後の壁や置いてあったところの床、隙間の汚れを目にしたら、それはもう、おそろしい状態でした。今後は、背の高い家具は使わないことにしました。

それから、どんなところにもルンバが通れるように脚やコロを取り付けました。

掃除をしやすくする工夫

ベッドと壁の隙間はホコリや髪の毛がたまりやすいです。シーツ類の洗濯のタイミングでベットそのものを動かせると、とっても便利。ベッドメーキングそのものもラクにできますし、マットレスの側面の掃除など、ちょっとした掃除機がけも面倒でなくなりました。

ホコリや汚れがたまりきる前だと、掃除にかかる時間もわずかですみます。

掃除をしやすくする工夫

もともと底が上がっているタンスなどはそのままに。

掃除をしやすくする工夫

ウォークインクローゼットも、以前は、引き出し式の収納を床に置けるだけおいて、びっちりと服や小物類がつまっていました。着ないもの、使わないものをぎゅうぎゅうに押しこんでありました。

わたしの今の暮らし方だと、決まった服しか着ないので、「そんなにいらないな〜」とつくづく実感しています。学生の頃に買って、もう何年も、もしかしたら20年以上? 袖を通していないものもありますが、それらも適度に残してあります。なんでもかんでも処分する必要はないかな〜と思って。余談になりました(笑)。

掃除をしやすくする工夫フレンチクリート

それから、洗面所のゴミ箱。もともとは見えるところの床に置いてありましたが、そうするとゴミ箱自体が汚れるので、その掃除が嫌で……。

洗面台の下にある収納のドアの内側にくっつけてしまいました。

こうするまでは、「え〜、ゴミ箱を中に?」と戸惑いもあったのですが、夫のアイデアを取り入れてみたら、これが思った以上に快適で。

この取り付け方を、“フレンチクリート”というそうです。この方法はゴミ箱を固定していないので、取り外しが簡単で、ゴミ袋も取り換えやすいです。

掃除をしやすくする工夫フレンチクリート

セルフリノベーション中、たくさんの木ぎれが余るので、それらを利用しています。ひっかけるだけのシンプルな仕組みです。

台所のゴミ箱も同じように、洗い場下の収納のドアの内側にくっつけています(以前はオイル類、洗剤やスポンジ類の予備を買い置きしていたスペース)。生ゴミなども液体がしたたることなくさっと捨てられて、「もっと早くからこうしていればよかった!」と思うほど使いやすくなりました。

お料理していると汚れやすい床も、ゴミ箱がないと、ささっと簡単に拭き掃除できます。

家電まわりも掃除しやすく!

汚れがちなのに掃除しにくい場所といえば、“洗濯機まわり”です。タイルの目地掃除をきっかけに、洗濯機の置き場を掃除しやすくしました。

家電下の汚れを防ぐ工夫

洗濯機の上には乾燥機があり、たまに使います。糸くずやホコリがたまりがちな場所なので、水拭き用モップが届くように、洗濯機にも高さを加えました。

家電下の汚れを防ぐ工夫

洗濯機プラス乾燥機の重さがあるので、コロでは危険です。安定して支えられる脚を付けました。

高さ的にルンバは通れませんが、クイックルワイパーのような掃除道具やモップは十分使えます。この隙間があるだけで、洗濯室もスッキリ!

それから、以前に水漏れ騒ぎがあって食洗機を新しくしました。この下も、掃除ができない場所ですよね。にもかかわらず、お料理中に小さな野菜が転がったり、水分をこぼして汚れが広がってしまったりと、おそろしい状態になりうるところです。

家電下の汚れを防ぐ工夫

それならということで、食洗機の下や冷蔵庫の側面など、食材やホコリが入りそうな隙間をふさいでしまうことにしました。

ここで使っているのは、食器棚用にIKEAで買った「VARIERA Drawer mat」という引き出し用のマットです。棚に傷や汚れがつくのを防いだり、ガチャガチャ音を和らげるためのものですが、好きなサイズにカットできて便利です。

食洗機は動かせないので確認できていませんが、冷蔵庫はこの方法でバッチリです。台所まわりのペンキ塗りのとき、半年ぶりに冷蔵庫を移動しましたが、「うわっ……」とならない程度の軽い汚れだけですみました。

さいごに

どれもちょっとしたことなのですが、底上げして、床に家具やモノを直接置かないことで、ほんと〜に掃除がラクになります。どの部屋も、毎日、ルンバが隅々まで掃除してくれるからです。

それと、ホコリやゴミがどんどんたまってしまう場所をできるだけなくすと、「うわぁ〜、これを掃除するのか……」という状態をさけることができます。

床掃除だけではなく、どんなところも、日常で時間をかけずにささっと手をいれておく。小まめな掃除こそが、ラクをする近道のように思います。時間をかけて大掃除をしなくていいためのアイデア紹介でした。

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