いつの頃からか「BENTO BOX」という文字を、ランチボックスや水筒の売り場で見かけるようになりました。
息子のお友だちのお母さんたちとの会話にも、普通に「どこどこで買ったBENTO BOXが使い勝手よくって〜」とでてきます。
最初はちゃんと聞きとれず「?」だったんですが、仕切りのあるタイプのお弁当箱のことを「BENTO BOX」とよび、定番になりつつあります。
BENTO BOXのいいところ
わたしたち日本人には、このスタイル、しっくりきますよね。
勉強や遊びの合間に、できるだけいろいろな種類の、そして楽しんで食べることができる内容のお弁当を用意したい。
そう思いながらバランスを考えてランチボックスを用意している保護者の方は多いだろうから、お弁当箱スタイルで、最初から仕切りがあると詰めやすいのかも。
あるお母さんは、8つに分かれたお弁当箱を見せてくれました。
「こんなにたくさんの種類の食べ物を準備するのかぁ〜。大変そう」と驚きましたが、オーストラリアではポテトチップスやちょっとしたスナックを持ってくる子も多いので、そういう、子どもが喜ぶものをちょこちょこっと入れるのにも、いいのかも。同じものを2か所に入れてもいいわけだし。
我が家でもお弁当箱スタイルにしてから「メインにお寿司、ここに野菜か果物、ここには卵」とささっと手際良く用意できるようになりました。
ステンレススティールのお弁当箱
先日、たまたま見つけた、こちらのステンレススティールのBENTO BOXを買いました。ちょっと大きいので、使うのはまだ先になりそうですが。
クイーンズランド州では2018年7月から、スーパーマーケットなどで買い物したものを入れてくれるプラスチックの袋の配布を禁止しました。
それに続き、2021年9月1日から使い捨てのプラスチックのストローやカトラリーセット、お皿、ポリスチレンのものなどが禁止リストに加わるとの報道が2021年3月にありました。
ファーストフードのお店でさえ、今すでにプラスチックでないものを使用しているところもありますし、スーパーマーケットでもプラスチックに代わる素材でつくられたストローやお皿類を見かけます。
こうした取り組みの決定には、クイーンズランド州民の声が反映されているようです。
さいごに
このお弁当箱のパッケージには「海を守るためにも、ちゃんと選んで買いましょう」というようなメッセージが書かれてありました。
実際、オーストラリアで暮らしていると、世の中の流れに乗って、お弁当箱だけではなく、何か買うときにもちょっと意識して選ぶようになりました。
この新しいステンレススィールのBENTO BOXも大事に長く使いたいです。