【カメラと写真】FUJIFILM X-S10のxc15-45mm購入・なぜレンズキットを選んだか?(前編)

カメラの購入を半年以上まよっていて、いろいろと情報収集していました。

そして昨日の朝、夫に相談したところ、ぽんぽんっと話がまとまり、勢いもあってその日のうちに「FUJIFILMミラーレスデジタルカメラ X-S10レンズキット(XC15-45) ブラック」を購入しました。

久しぶりの新しいカメラに、もう、ワクワクがとまりません。

大きな買い物なので予算やタイミングもありますが、どうしてFUJIFILM X-S10のxc15-45mmのレンズキットに決めたのか?

カメラを買うといってもこれだけの選択肢がある中で、ほしいけれどもどれが自分にあっているのかわからないという方も少なくないんじゃないかなと思います。

これからカメラをはじめたい初心者の方、スマートフォンでの撮影が物たりなくなりカメラに興味がでてきた方などの参考になればないいなと思って、購入にいたるまでをまとめてみました。

自分自身のための記録にもなるので、これまでのカメラ経験から書きはじめようと思います。ちょっと長くなるので前編と後編にわけますね。

これまでのカメラ経験

写真を撮る楽しさに目覚めたのは10代後半の頃でした。家にあったフィルムカメラ、コニカのビッグミニを海外旅行に持っていったり、日常を撮影したりしていました。現像にだしてから受け渡しの瞬間まで、それはそれは待ち遠しいものでした。

そしてビッグミニがこわれたので、今度は憧れの一眼レフをということで、中古のミノルタをわけもわからず買ってみました。これは、あまり使いこなせず、でした。

そして2000年にオーストラリアへ移住してきた頃、はじめての海外生活ということで目にうつるすべてが新鮮で写真熱が高まり、フジフイルムのFinePixシリーズを購入しました。はじめてのデジタルカメラで、A4電池が4本必要なものでした。なつかしい〜。

5年以上それを使っていたのですが、デジタルカメラの進歩がさかんな時期だったこともあり、新しいものがほしくなって当時の最新機種だった、同じくフジフイルムのFinePix F10に買いかえました。2005年のことです。

マクロ機能を使い、被写体の近くによって、料理や植物の写真をよく撮っていました。そのF10もさんざん使いたおし、とうとうレンズに傷がついたのを期にPanasonicのLumix(DMC-LX3)を買いました。広角24mmでF2.0、ライカのレンズという優れもので、表現が豊かになり、ますます写真を撮ることが楽しくなりました。デザインも大好きでした(今でも使えます)。

それ以降は必要に応じて、水中でも撮影できるOlympusのμ790SW、はじめてのデジタル一眼レフカメラSonyの初代αシリーズ(DSLR-A100)へと続きます。

αは2006年に発売されたもので、センサーサイズはAPS-Cでした。それまでのコンパクトデジタルカメラに比べて、できることは広がりましたが、とにかく重たかった。結局、日常的な持ち歩きはできませんでしたが、腕次第で写真表現の幅が広がるものだと知った素晴らしいカメラでした。「絞り? 露出? シャッタースピード?」など、自分で設定する奥深さも経験しました。

それからは子どもが生まれたことで生活に変化があり、手軽にぱっと瞬間をとらえることができるiPhoneで撮るようになりました。一般的には子供の誕生時や人生の大きなイベント前に一眼レフやミラーレス機を購入する方も多いかもしれませんね。わたしも、当時、いいカメラがほしいと思っていました。

ただ、子どもが小さくなにかと荷物の多い時期、常に持ち歩いている小さくて軽いスマートフォンだからこそ、多くの宝物のような瞬間を残せたと思っています。

2021年今買うべきカメラとは?

そして半年くらい前から「そろそろ、新しいカメラほしいな〜」と気になりはじめました。当ブログ用の写真はiPhone Xで撮っています。ここ数年の撮影といえば、静止画も動画も、もっぱらiPhone Xです。

そして2020年5月頃から動画を撮りはじめたことにより、どうしたら思うように撮影できるのかと試行錯誤が続いています。

ここでぶつかったのが、自分の腕(スキル)と結果(こう撮りたいという理想や最終イメージ)との大きな差です。

そもそも、今度買うなら、定評のあるソニーのαシリーズ、α6400やα6600にねらいを定めていたのですが、一方で願わくばα7C(悩んでいる間に「世界最小・最軽量のコンパクトボディに35mmフルサイズ」とうたわれる魅力的な機種が発売された!)がほしいとも思っていました。

つらつらと書いてきたように、写真のプロでもなければ一眼レフを自由に操れるほどの腕もない。趣味で写真を楽しんできたわたしです。なのに、情報の波にのみこまれ、いつしか希望は35mmフルサイズへと……。

いろいろ調べていると、どうやら単焦点レンズも楽しそう。広角でF1.4くらいはほしい(ボケの美しい写真を撮るためには必要だと思いこんでいた)。

そしてせっかく買うのなら動画撮影もしたい。自撮りはしないけど、バリアングル式モニターは使い勝手が良さそう、と希望はどんどんふくらみます。

そもそも、動画はYouTube用、静止画はブログに使用する写真か日常の記録が目的です。なにより「この瞬間、この風景、この表情、撮りたいっ!」という自分の気持ちによるところが多く、プリントしてどこかに展示するわけでもなく、あくまで趣味。

「フルサイズである必要がない」と思うようになりました。

もちろんフルサイズだからこそ可能なことはたくさんありますが、以上のわたしの状況からは「フルサイズ、必要ないんじゃないか?」と。冷静に考えようと、しばらくカメラの情報にふれることをやめていました。

結局、今、カメラでなにをしたいのかと整理してみると、たくさん撮りたい、もっと上手く(思ったように)撮れるようになりたい、カメラの仕組みをちゃんと理解したい、ということでした。

長いので、次回に続きます。

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