先日、友だちと一緒にゼンタングルのワークショップに参加してきました。
ゴールドコーストのシティ・ライブラリー主催「Zentangle Creations」という1時間半のクラスです。
「ゼンタングル(Zentangle)」とは?
ゼンタングルとは「Zen(禅)」と「Tangle(絡み合う)」という英単語を組み合わせた造語だそうです。アメリカで発案されたアートで、誰でも簡単にはじめられます。
いくつものパターンを組み合わせて、一つのアートに仕上げていきます。
正式なウェブサイト「zentangle」にはゼンタングルについての情報がたくさんあり、認定講師制度などもあるようです。
「Zentangle Creations」ワークショップの雰囲気
わたしが参加したワークショップでは、講師から簡単な説明があったあとは自由にさせてくれました。
「細かなルールも正解もないよ」ということで、絵を描くことになじみがなくても大丈夫!
図書館のセミナールームには20人ほどが集っていて、友だちとわたし以外は経験者のようでした。これまでの作品をファイルにまとめて持参している方もいて、見せ合いっこしたり講師の意見に耳をかたむけたり。
コーヒーを飲みつつクッキーをつまみつつ、おしゃべりしている人もいる。そんな気楽な雰囲気でした。
ゼンタングルに使うペンや下絵、模様のサンプルなどは支給されました。手ぶらで行ってしまったので、ほっとしました。
ゼンタングルにセンスや技術は必要?
手前のゼンタングルは製作途中のわたしのものですが、これを見てもらえればセンスや技術は必要ないとわかってもらえるかと。
- 絵心がない……
- アートの知識も経験もない……
- 画材を持っていない……
それでも大丈夫です。紙とペンとやる気があれば楽しめますよ。
ゼンタングルの魅力
同じパターンを繰り返し描くことに集中していると、頭の中がからっぽになります。気がつくと、無心になっていました。
講師も「なぁ〜んにも考えないで。リラックスして」とうながし、静かな音楽をかけてくれました。そのうち、空白が模様でうめられていくことが快感になり、夢中になって手を動かしました。
あんなに集中したのは久しぶりのことです。ゼンタングルが「ストレス解消」「瞑想状態になる」といわれるのもわかります。
気分がすっきりしたあとには達成感もありました。
最後に、自分の作品に名前をつけて参加者にお披露目します。できあがったゼンタングルは、おもしろいくらいに人それぞれでした。
さいごに
仕事でも家事でもない、必ずしなければならないことでもない。そういうものに時間を費やすことが、ときには大切だな〜と思いました。
贅沢な時間の使い方ですね。
しばらく続けてみるつもりですが、ワークショップに参加できなくても、ゼンタングルに関する本が日本語でもたくさん出版されていますよ。