Woolworthsのオンラインオーダー“代替品”のおもしろさ

ウールワースオンラインオーダーの代替品

オーストラリア在住の方でスーパーマーケットのオンラインオーダーを利用されている方、どのくらいいるのかな。

大手WoolworthsやColesのサービスの1つで、“Click and Collect”ともよばれています。Woolworthsでは“Direct to boot & Pick up”といいます。

目次

ウールワースの“Direct to boot & Pick up”って?

オンラインで注文しておくと(PCやアプリから)、指定した日時に、決められた駐車場に車を停めて待っていると品物を持ってきてくれるサービスです。

現在9歳の息子がまだ赤ちゃんだった頃、乳母車を押しながらの買い物に限界があり、毎週利用していました。赤ちゃんを車からおろすことなく、食材や日用品を車まで持ってきてもらえるので、とっても助かっていました。

息子がデイケアへ通うようになると、その時間にささっと買い物できるので利用しなくなりました。ところが、コロナが広がりはじめた頃に「わざわざ人のたくさんいるスーパーマーケットを歩きまわらなくていいのなら」と、再びオンラインで注文するようになりました。

30ドル以上買い物すると、このサービスは無料! 我が家の場合、週に1度の買い物サイクルなので、30ドル以下になることはまずありません。

ウロウロ歩きまわってトローリーに品物を入れ、お会計をし、車に積んで……、わたしの場合、1時間はかかります。家でPCに向き合う時間は必要ですが、一連の流れを代わりにしてもらえるのは慣れればラクです。

最初は「え〜、野菜や果物は自分で選びたいしな〜」とか「見てまわるのも楽しいしなぁ」とか思っていたのですが、大幅な時間の節約になることがわかると、もう元には戻れません(笑)。今では毎週、“Direct to boot & Pick up”を利用しています。

代替品に笑った日

便利とは言っても、これまでいろいろありました(笑)。

ブロッコリーを注文していたのに“ブロッコリーニ”が大量に入っていたり、キャベツのはずが“紫キャベツ”だったり。さつまいも“Purple Sweet Potato”が“Red Washed Potato”だったこともありました。

ウールワースオンラインオーダーの代替品

カブ“Turnip”を注文していたら“Parsnip”が届いたことも。確かに、野菜売り場の隣同士に並んでいるし、名前も似ているのですが……。まったくの別物です! せっかくなのでスープに入れてみようかと切ってみたら、リンゴのようなセロリのような香りがしました。自分ではまず選ばない野菜なので、新しい体験でした。

そんな具合に、近いところをねらってくれているのは十分わかるのですが、「おしいっ!」んですよね〜。

そのものがないときには入れてくれなくていいのになぁ〜と思っていたら(もちろん差額は返金されます)、最近はシステムが改善され、各品物の欄にある「Allow substitution」のティックをはずしておけば、代替品を入れられることはなくなりました。

逆に「Allow substitution」のティックをいれておくと、ショッパーの方の判断で代替品が入っています。

ウールワースオンラインオーダーの代替品

先日はいつも買っているウールワースブランドのFree Rangeの卵が別ブランドのFree Rangeの“High in Protein”のもだったり、プレーンなケフィアヨーグルトが“ココナッツヨーグルト”だったり。

このときは、値段が高い卵はおいしいんだということを知りました。白身も黄身もぷりっぷりで目玉焼きにすると最高!

ココナッツヨーグルトは初めて食べましたが、口に入れてしばらくはスッキリした酸味を感じ、思った以上に“ヨーグルト”でした。ちゃんとココナッツ風味もあり、ココナッツ好きには嬉しいヨーグルトですね。後味としては、ココナッツのオイル感が残るところがちょっと気になりました。

オイルサーディンやスモークサーモンは、買ったことのないような高級品が入っていたこともありました。いつもと違うものが試せるので、それはそれで楽しいです。こういう点をおもしろがれる方は“Direct to boot & Pick up”、おすすめです!

「Allow substitution」のティックをはずしておけば、ない場合には“Out of Stock”の欄に表示されて返金されます。「〜がなかった」とか「代替品として〜を入れておきました」という内容は、受け取りに行く前にメールで届くので、把握しておくことができます。

統一しているのは、注文しているものが店頭になく、「代替品でいいよ〜」とティックをいれておけば、より高い値段の商品を入れておいてくれることです。普通の野菜がオーガニックのものになっていたり、“Grass Fed”の牛ミンチに代わってオーガニックのお肉だったりという具合に。

さいごに

量り売りのお肉やシーフード、ハムなどの加工食品は差額が返ってきます。間違いがあったりパッケージがちょっと破れていたりとか、ちょっとしたことは受け取り場所で対応してくれます。家に帰ってから気がつくこともありますが、電話かチャットで連絡できます。

なんだかんだとありますが、このサービスを利用する人も増えているので、いろいろと改善されてきています。代替品のおもしろ体験を含めて考えてみても、今のわたしの生活にはありがたいサービスです。

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