3月21日、オーストラリアは「Harmony Day(ハーモニーデー)」でした。
Harmony Day(ハーモニーデー)とは?
多民族、多文化からなるオーストラリアをサポートしようという日です。
息子が学校からもらってきた案内には「We are all ONE but different.」「Different but Same!」、「Everyone belongs and with a little kindness we can get along harmoniously.」とありました。
お互いを尊重し、理解し、違いを受け入れよう。みんながオーストラリアに属しているよ。というようなメッセージが込められた日です。
学校だけではなく、コミュニティ全体でいろいろなイベントが開催されたようです。
Harmony Day(ハーモニーデー)では何をする?
学校によって違いがあるようですが、息子が通う小学校ではオレンジ色の服を着て登校するよう呼びかけがありました。
オレンジ色はハーモニーデーのカラーだそうです。
数週間前から買い物中にオレンジ色のシャツを探していたのですが、これが、なっかなかありません! ギリギリになってようやく見つけたのは、BIG Wで1枚だけのこっていたサイズ4の長袖シャツです。
息子にはちょっと小さいのですが、これしかありませんでした。
同時に、「Crazy Socks」を履いてくるようにとのことでした。こちらは、「World Down Syndrome Day(世界ダウン症の日)」をサポートすることが目的です。
クレイジーソックスは前日に手づくりしました。
小学校の様子
この時期にオレンジ色のシャツを買う親子が多いのか、「見つけられなかった〜」といつもの制服で登校している子もけっこういました。
息子のクラスだと、3分の1くらいの子たちが普段通りだったかな。
女の子たちはオレンジがかったピンクのワンピースを着ていたり、ヘアアクセサリーをオレンジ色にしたりして工夫していました。
先生方も思い思いにオレンジ色でドレスアップしていましたよ。
そして、異文化理解のためのアクティビティがたくさん用意されていて、ハーモニーデーをテーマにしたショーを観たり、ゲームをしたり。
盛りだくさんな1日だったようです。
それから、先日開催された「School Run 4 Fun」というイベントのときに配られたブレスレットもしてくるようにとのことでした。
このブレスレットには「BULLYING NO WAY!」「TAKE A STAND TOGETHER」と表示されています。
さいごに
学校からのニュースレターにハーモニーデーに関連した記述がありました。息子が通う小学校では、生徒たちが生まれた国は14カ国にわたり、家庭で話されている言語は29種類だそうです。
我が家も完全に日本語を話していますが、「こんなにいろいろなバックグラウンドを持つ子たちが集まっているのか〜」と驚きました。
オーストラリアではわたしも移民ですし、英語が流暢でない外国人感が今だにぬけませんが、一つの学校内だけでもこれだけ多様なのだから、自分が意識しているだけのことなのかもしれませんね。
幼い頃からこうした機会を与えられ育つ息子が、このオーストラリア社会に対してどのような意識を持つようになるのか、楽しみです。