ドラム式洗濯機の水漏れ原因と手入れ方法

ドラム式洗濯機の手入れ方法

前回、ドラム式洗濯機のゴムパッキンの交換方法を紹介しました。

今回は、自分たちでパッキンを交換することになったいきさつと水漏れの原因、そこから学んだ手入れ方法などについて紹介します。

ドラム式洗濯機の水漏れがはじまった……

我が家の洗濯機は2009年5月に買ったアリストンのフロント・ローダー式(Ariston Aqualtis AQXL95)です。

いつの頃からか洗濯中に水漏れするようになっていたのですが、あまり気にしていませんでした。

しばらく続くのでどうにかしようと、まずは保管してあったレシート類を確認したら、メーカーの2年間保証に追加して「Harvey Norman Extended Warranty 48months」というものに85ドルを払っていました。

そんなことはすっかり忘れていましたが、結局、保証期間内の6年間にはまったく問題がありませんでした。

保証外ということで費用はかかるかもしれないけれど、「まずはアリストンへ連絡!」と電話をしてみました。

ドラム式洗濯機修理の相場?

水漏れ状況を説明すると、自宅近辺で営業しているアリストン製品のサービス業務担当会社の連絡先を教えてくれました。

そちらへ電話をかけなおしてわかったことは、

  • まずは来てもらって洗濯機の状況確認をするのに、最初の15分が99ドルかかる(それ以上の可能性あり)
  • 修理できそうな場合、必要なパーツ代と作業時間15分ごとに30ドルかかる

ということでした。

「初日に100ドル?」

「チェックに30分かかったら、200ドル?」

「修理できるとして、作業が1時間だったら120ドル?」

「パーツ代はいくら?」

ざっと考えただけでも、けっこうな出費になりそうです。

その場で技術者の予約をとってくれようとしましたが、冷静に考えようと思って電話をきりました。

水漏れの原因追求、パッキンを疑う

自分たちで水漏れの原因をさぐってみることにして、まずは一番あやしいゴムパッキンを交換してみることにしました。

ebayで検索したら、10年近く前の洗濯機なのにAqualtis AQXL95用のパッキンが売っていました。品物が85ドル、送料が15ドルで合計100ドル。

だめかもしれないけれど、100ドルでなおったら万々歳です。とにかくやってみることにしました。

パッキン交換は成功したし、ついでにカビ掃除もできたので、「やったぁ! これで安心」と喜んでいたのですが、洗濯機をまわしてみたら、まだ漏れています……。

水漏れの原因追求、今度は洗剤投入口があやしい

それで、どこから水漏れしているのか正確に知るために、今度は洗濯機のいろいろなところにトイレットペーパーを貼り付けてまわしてみました。

そうしたら、洗剤投入口あたりから漏れているようです。洗剤を入れないでまわすと、まったく漏れません。これまで使っていた液体洗剤を入れると、漏れます。

「ここが原因かも!」

洗剤のなにかが問題だということで、種類によるものなのか、泡立ちによるものなのか。ちなみに、ALDIで買った液体洗剤を使っていました。

パッケージがかわいかったのと香りがよかったからです。

水漏れ原因は、これ!

それを使うと必ず漏れることがわかったので、今度は洗濯機メーカーが推奨している大手メーカーの「Omo」を買ってきて使ってみたら……、漏れません!

結局、スタートボタンを押した直後、洗剤が泡立ちすぎていたようです。

原因は意外なところにありました。

さいごに

この洗濯機騒動のおかげで、わかったことがあります。まずは「ドラム式洗濯機、ちゃんと手入れしないと!」ということ。

スーパーマーケットで売っている専用の洗濯槽クリーナー(写真)を使って定期的に掃除すること、そしてできることならパッキンも数年に一回は交換すること。

そしてもっと重要なことは、洗濯機の取り扱い説明書にある使い方がベストだということです。

日本人的な感覚なのか? お湯で洗うことに抵抗があり(衣類がいたむ? 電気代がもったいない?)、これまで温度設定をわざわざ「水」に下げていました。

そのままの設定では通常、40度なんですよね。40度でわましていると、汚れ落ちが素晴らしく! あきらかにくすみがなくなりました。

時々あった嫌なニオイもまったくなくなりました。

そして値段にとらわれず、洗濯機メーカーが推奨している洗剤を使うことで、洗濯機への負担が小さくなるのかなとも思いました。

ちなみに「Omo」の箱には、「洗濯機をいい状態で保つためにも、3ヶ月に1度は洗剤だけ1スクープ入れて(衣類なし)お湯でまわしましょう」と書いてありました。

洗濯機の取り扱い説明書にも部分ごとに手入れ方法がのっていましたが、これまで一つもしたことがありませんでした。

ということで、メーカーさんがベストだとしている使い方、洗剤、設定にするだけでも水漏れや故障の防止策になり、長く快適に使えるようになると思います。

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